チーム ブラピ 始動
Team Brad Pitt
金曜夜
仕事が終わると同時に僕はタクシーに飛び乗る。
帰宅するなり、リーマンの鎧を脱ぎ捨て風呂にザブン。
社会的な地位とか立場とか全て洗い流し、
パタゴニアのジャケットに腕を通すのだ。
木曜日の夜に用意してあった荷物をさっそうと車に詰め込み
僕は車を走らせる。
目指すは隊長宅だ。
そこには僕と同じく愉快なオヤジが3人待っていた。
巨匠 a-bar
隊長 タンタカ
庶務 nishi
チーム ブラピの集合だ。
もちろん風貌は似ても似つかない。
そんなことはわかってる。
どいつもこいつも世間一般からすればただのメタボオヤジだ。
でも気分はブラッドピット。
“A River Runs Through It”なのだ。
集合した僕たちは巨匠の車に荷物を積み替える。
巨匠の車に乗り込み
Let's Go Monta-na !!
これを合言葉に
僕たちのモンタナへ約300Km爆走するのだ。
到着は午前3時
僕たちはそそくさとBaseの設営に入る。
僕たちのBaseはオヤジ達の城
MSR Big Daddy
ネーミングもぴったりだ。
その後各自の寝床を設営。
寝床は各自のカラーを出すことが大事だ。
あくまでもスウェーデンサイトだと言い張る隊長。
ピラミッドとそれを守るスフィンクス
設営の後は無事到着したことを祝って乾杯。
まだ真っ暗なため写真はない。
ここで寝ると思ったら大間違いだ。
ここからが本番。
巨匠を除いた3人の壮絶な足の引っ張り合いが始まる。
あそこのポイントは俺だ!!
いや俺に決まってる!!
えっ?おれは?
寝てろー!!
そそくさとフライの準備に取り掛かり
日の出とともに釣行出発。
昼過ぎまであちこちポイントを周って
Baseに戻ってくる。
そして再度乾杯。
酒はたんまりある。
肉も喰らう
そして焚き火酒
ランタンも眩しい。
そして初めて食べたタンタカラーメン
この辺から酔ってきて写真が撮れない。
撃沈する方もいる。
完全に徹夜のため夜は早い。
翌朝
また醜い争いが始まる。
先に起きたものから優先権が与えられる。
一人3回までキャストしても良い。
厳しいレギュレーションの中、シビアな戦いを強いられる。
それでも楽しい。
一通り遊んだら朝飯だ。
もちろんアメリカンな食事
なぜか野菜はサンチュ
スープとビールも添えて
その後昼過ぎまで遊んでタイムリミッツ
シンデレラのように現実に戻る時間だ。
おっさんですけど。
長くなったので
最後にパチリ
俺たちチームブラピ!!
オヤジだけど
おっさんだけど
メタボだけど
最高に楽しい人生送ってます!!
今回超大物を逃がしました。
よって来週もチームブラピ出動決定!!
いろいろなしがらみを振り切って
また集まるのだ。
次回予告
お化け虹鱒との死闘編
お楽しみに。
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