札幌食べ歩記 最終話

ベイダー卿

2012年02月16日 20:20



2月13日 二日目

19時には仕事を終わらせた。
今日は朝から夜の事で頭が一杯だ。
如何に仕事を早く終わらせるかそれしか考えていない。
僕の予定通り順調に仕事は終わらせた。
暇しているであろう素人D氏に電話する。
プルルプルルプルルプルル
「ふぁい??」
あの野郎寝てやがった。
風呂に入ってから行くとのこと。
早速僕の予定外だ。





















エクセルシオール カフェで時間を潰し、目的の店に向かったのは20時半。
二日目の店は「鮨処有馬」
素人D氏厳選の寿司屋だ。
だけどここも完全禁煙。
寿司屋ならしょうがないのだけれども、やはりくつろげない。
中に入るとカウンターとテーブル席がひとつの小ぢんまりした店だ。
寡黙な大将が黙々と寿司を握っている。
カウンターに座って一日振りの再会を祝う。
昼間何をしていたのかなど聞いた気がするが忘れた。

そんな話はどうでも良い。
ここの寿司は旨かった。
観光客が客筋なのであろうからしょうがないが、北海道で採れる高級魚のオンパレードだ。































































































































































































































旨い寿司を楽しんだ後、さあ次は何処だ。
ここはやはりジンギスカンでしょう。
ということで「だるま」に決定。
途中腹熟しにコーヒーを呑む事に。
そこで熱くfacebookについて語る素人D氏。
なるほどー。なるほどー。
と最初は頷いて見せたが段々面倒くさくなり
これなら羊を喰った方がマシだとだるまに向かう。
さすがに夜が遅いこともあり、並ばすに座れた。
内地のジンギスカンと違い、臭みのないマトンに感動する素人D氏。




























僕達両方の旧友に吉田という男がいる。
この男、定期的に札幌に来ては悪さをしているらしいが
来る度にだるまで10皿は喰らうらしい。
10皿も喰った後よく悪さが出来るものだと感心する。
そんな話をしながら夜は深けて行く。

この「だるま」をもって素人D氏とお別れするのであるが、
どうも腑に落ちない。
これで良かったのだろうか。
僕の様な者が札幌の真の良さを伝える事は出来ないのは解っている。
でも美食に人生を懸けている友にこれで良かったのか疑問が残る。
改めてリベンジしたい。

だから素人D氏よ!!
5万用意しろ。
プラス旅費だ。
今度は僕がプロデュースする札幌をご案内しよう。
用意が出来たら連絡してくれ。
きっと人生が変わる様な経験できるから。











予告


春公開予定

札幌食べ歩記 セカンド

僕の古い友人で
カミカミ王子と名乗る者がいる。

嫁も子供も居るに関わらず、ただひたすらに働いた金を美食に費やすそんな男だ。


coming soooon!!!







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