ひとりふらりと釣り三昧

ベイダー卿

2012年07月22日 21:24







肋骨が痛い。


先日電チャリを購入した。

「これがあれば楽園に行けますよ」

そう言われて購入した。


せっかく買ったのだからと乗ってみた。


大転倒。


段差を乗り超える事叶わず、
最高速で前へ一回転。

死ななかっただけマシだが
肋骨が激しく痛い。

経験上たぶんヒビが入っている。


こんな僕だがせっかくの休日。

ひとりふらりと釣行に出かけた。








渓を巡る。


独りだからポイントがわからない。
でも微かな記憶を辿り巡る。

残念ながらご紹介出来る様な虹子は釣れなかった。

でも仕様がない。
芸術的とまで言われた僕のロングキャストが痛さの為出来なかったのだ。
必殺技を封じられた僕はポイントに近づきキャストするしかない。
写真に撮る迄も無い30台のオバンは大量に釣れた。
官能的と言われた僕の流し方の成果だ。

しかし痛い。

今回気が付いたのだが咳をすると痛い。
咳が痛いことに気が付いたのでは無く、咳をする回数だ。
僕は時代の最先端を言っている様に皆さん思われているかもしれないが、
実は煙草吸いだ。
マヤ文明から続く煙草文化を後世に残す為、
必死に吸っている。
しかし今回自分がこんなに咳をしているのかと気が付いた。
なんせ咳をする度に痛いのだ。
文化を後世に残すというのはこんなに厳しいものかと痛感した。

あと今回熊の気配を感じることが何回かあった。
人間も動物なんだなと痛感した。
なんとも嫌な感じ。
鳥肌が立つ様な感じがするな思うと
何処からともなく唸り声が聞こえる。

正直見ていないから熊かどうかはわからないけれど
人にあれだけ不快感を与えるのは熊だと思う。

まあ熊のお家に勝手に侵入しているのだから
仕様がないといえば仕様がないのだが。


しかしひとりの釣行もなかなか良い。
自分が思うがままに渓を巡る。

気付かされる事も多い。
自分の立ち位置を何処にするか。
いつもは此処から投げてこう流せと
教えてくれるありがたい方が多数いるのだが
ひとりだと自分で考えるしかない。
これでは駄目なんだと学ぶ事が多かった。

ポイントを定め、
渓の流れを読み、
FLYを何処に落として
如何流すのか。

思い通り行った時のドキドキ感はたまらない。

僕の様な者が語るのはおこがましいが
餌釣りでもなく
ルアーでもなく
FLYの楽しみはここにあるように思う。

同じFLYでも流し方が悪いと全く反応しない。
流し方がうまくいった時、反応する。
今回何回かあったが潜水艦の様に大きな魚がぐわっと水面に上がってくるのだ。
残念ながら今回僕のFLYの目の前で引き返していった。
あと50センチ。
僕が上手く流せていたら釣れていただろう。
ことごとく50センチ。
もしかしたら30センチかも。
きちんとターンオーバー出来ていれば稼げる距離だ。

悩ましい。

でも楽しい。


腹は痛いけど、満喫した。

最高の週末。

このような週末を過ごせる北海道。

楽園は既にあるのです。

北海道

それは楽園の名前です。











関連記事