エルム考

ベイダー卿

2010年03月02日 23:23







成長するから人間なんだ。



小さいときからオヤジにいつも言われてた言葉である。
私の人生訓でもある。
でも他人からは、かわらないねと言われることが多い。
そんなことはない。
私の中ではいつも変化している。
それが目に見えるような形では無くてもだ。
まるで氷河のごとく変化しているのだ。
そんな私も成長と慣れの境界線には気が付かなかったようだ。
北海道に来てはや五ヶ月。
極度の寒さに私は早い段階から対応できていたように思う。
私なりに悩み考え実践した結果だ。
ただ、辿り着くのが早ければいいというものではないようだ。
人生に早いも遅いも無い。
そのことを今回の旅で思い知らされた。
まるで童話のうさぎと亀のような境遇。
私は愚かだった。


私の目は蒼い。
外人だからではない。
正確には目の周りが蒼いのだ。
目の色は日本人固有の色合いだ。
分かり易く一般的な言い方で言うと目の周りに痣が出来たということだ。
しかも片目だけである。
本当は写真に撮ってこの無様な姿をお見せしようかとも考えたが、
あまりにも醜いので辞めた。
人生において知らなくても良いことがある。
ただ今回の私の過ちをせめて後君の糧に出来ればと思いここに記す。

ソリーは危険だ。

自然は母のように私達を広く深く労り癒してくれる。
また時には父のように痛みを持って私達に真実を気付かせるのだ。
私は自然を甘くみていました。
愚かでした。
まるで我が家のベランダくらいに考えていました。
大きな過ちです。
でも大いなる父は私をパンダにすることで気付かせてくれたのです。
嘗めるなと。
この程度のお叱りで済んだ大いなる父の偉大なる愛に感謝しております。
でも最後にひとつだけ言わしてください。








あの穴あけたヤツ殺す!!





注:けっして新興宗教ではありません。








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